唇に何かが触れた。




目の前には悠斗の綺麗な顔。




あたし・・・悠斗とキスしてる・・。




柔らかい感触と同時にドキドキと早くなる心臓。



頬は熱を持って真っ赤になってると思う。




「・・・ごめん」




ゆっくりと唇を離した悠斗は目尻を下げ小さく謝った。




離された唇・・・。




それはまだ熱を持ってて熱い。




その状態にどうすればいいかわかんなくて大人しくイスに座る。



「ありがとうございましたー」