「決まったか?」



うーんと声を出しながら考えてるあたしに呆れ笑うように聞いてきた。




「んーと、決まった!遊園地行こう!」




やっぱり、出かけるといったらメジャーなところの方がいいよね。




遊園地だったら悠斗も楽しめるだろうから!




「よし、わかった。んじゃ、待ち合わせ場所と時間は後でLINEするから」




「オッケー!楽しみにしてるね!」




「もう、夕方だし寮に帰るか」




「そうだね!」




少し早めに歩き出した悠斗を追いかける。




夕日に照らされた悠斗の横顔に少しだけ胸が高鳴った。