「なっち…!?」 私の涙に気づいたみるくちゃんが 慌てて私に声をかける。 「なっち? どうしたの?」 「菜々美?」 隼輝も驚いたように目を丸くさせて 私を見ていた。 「はは、ご、ごめん… …私…目にゴミが… ちょっと目洗ってくるね…」 「え?ちょ、ちょっと! なっち!?」 私は早くその場を立ち去りたくて みんなが楽しそうに笑うグランドを 涙を拭いながら駆け抜けた。