意を決して更衣室を出た。


「…お待たせ。」


「…な、な…!」

目を見開いて私を見る稜介。



「なによ、早く行こ。」



「な、菜々美がビキニ着てるーー!!!」


「はぁ!?なに叫んでんの!?」



「隼輝ーっ!時哉ーっ!!
菜々美がビキニ着てるぞーーっ!!」



「ちょ、ちょっとっ!
落ち着いてよ稜介!」



すると