「なるほど。どこまで聞いたんだ?」 「どこまで…って… 名前と学年、それから幼なじみってこと… くらいしか聞けてないけど。」 「そうか。 まぁ、見ての通り俺らはみんな 良家のご子息…ってとこだ。」 「つまり…お金持ちってことでしょ?」 「ま、まぁ、そうだな。」 「わかるよ、それくらい。 私のあんな一言で こんなことしちゃうんだもん。」 「まぁこのテラスは、 あいつが菜々美に どうしてもプレゼントしたいって。」 「ふーん。ま、みんな楽しそうだし 別にいいけどさー。」