そう、転校してきた
このイケメンくんを一目みようと
イケメンくんにはいつも女子の皆様が
つきまとってて…
休み時間になるたびに私に会いに来る
このイケメンくんについてきた女子が
私のクラスの前に集まってる。
「まー…俺ほどのルックスにもなれば、
この程度のギャラリーは当たり前だよ。」
「あなたが当たり前でも
私は当たり前じゃないの!」
「ふーーん。
あ、あのさ、昼休み学校案内してよ!」
「はあ!?
そんな事だったら私じゃなくて
あの女子の皆様に頼めばいいでしょ。」
「…俺は、菜々美に案内してほしーの。」
あまりにも綺麗な瞳で私を見るから…
「…仕方ないなー…。」
と、言ってしまった。
