「…ま、
なんか辛いことあったら
いつでも俺に言っておいで。」
「うん。ありがと。」
「…じゃあな、俺教室行くから。」
「…うん。」
なんか……まだ離れたくないなぁ…。
隼輝と同じクラスだったら良いのに。
そしたらいつも一緒にいられる。
隼輝も少しは寂しいって
思ってくれてるのかな……。
私はチラッと
隼輝の顔を見上げた。
隼輝は黙って私を見つめる。
「……寂しい…な。」
隼輝がポツリと言った。
「へっ…?」
「なんかさ、
俺はずっと菜々美のこと好きだったから
いつだって側にいたいと思ってたし
寂しいなとも思ってたんだけど。」
「……」
「…付き合い始めて、
側にいる楽しさとか幸せ知って…
もっともっと菜々美が好きになったから
前とは比べもんになんねーくらい
寂しいなぁって思って。」
「…隼輝……」
