ウワサの5人の王子様☆




「俺らの気持ちが繋がってんの
知ってたのは…お前くらいだろ。」


「隼輝っ…!」


「おはよ、菜々美。」



私の後ろから突然現れたのは隼輝だった。



「……それに、
俺にそんなおせっかいやくやつ、
昔から時哉くらいだろーが。」



「……勝手に思ってろ。」


そう言うと時哉は先に
スタスタと階段を上ってしまった。

心なしか、時哉の顔が
少しだけ赤かった気がした。




「…ったく。素直じゃねーなー。」



「…時哉は隼輝が大好きなんだね。」


「…俺は菜々美が大好きですけどね。」


「なっ…//// ……や、やめてよ朝からっ…」


「赤くなっちゃって〜かーわいっ。」


そう言って隼輝は
私をぎゅーっと抱きしめた。



「ちょ、ちょっと…!
みんな見てるでしょーがっ…」



「いいじゃん別に。見せつけよーぜ。」



「は、はぁ…!?」


「…おっと、遅刻する。
……行くぞ。」


隼輝が私に手を差し出す。



「…ん。」



私はその手をぎゅと握った。