「ふふーん、まーね。
……あ、そうだ時哉。」
「あ?」
「時哉さー、
美希ちゃん…?…って子に
なんか言った?」
「……あ?…なんのことだよ。」
「実はね、文化祭の日、隼輝と会う前に
女の子たちの会話を聞いたんだけど
美希ちゃんって子が
隼輝に一緒に花火見るの断られたって
噂してたんだよね。」
「……それが?」
「その時に
隼輝には一緒に花火を見たい子が
いるらしいって話してたから
そのことを隼輝に聞いたんだけど。
隼輝がそんな話知らないし
そもそも美希って子さえ知らねぇって。」
「…で?」
「じゃあ誰かが
隼輝の代わりにその美希って子を
振ったってことかなってなって
隼輝がだったら時哉じゃないかって。」
「ふっ……なんで俺なんだよ。」
