ウワサの5人の王子様☆





「…ふふ……」


だめだ、ニヤニヤしてしまう。


学校に着いても
私のニヤニヤは収まらなかった。



靴箱を開けて上靴を取り出す。

こんないつも通りの動作さえも、
やたら幸せなことに感じる。




「……朝から気持ち悪いなぁ、お前は。」



「…時哉っ!」



校舎の入り口のところで
時哉が腕を組んで立っていた。



「黙って見てたら
1人でニヤニヤしやがってよ。」



「なっ!!声かけてよっ!!
いつからいたの!!?」



「お前が靴箱に来たくらいから。
ま、その様子だと
上手くいったみたいだな、お前ら。」