「…ふふ……」 だめだ、ニヤニヤしてしまう。 学校に着いても 私のニヤニヤは収まらなかった。 靴箱を開けて上靴を取り出す。 こんないつも通りの動作さえも、 やたら幸せなことに感じる。 「……朝から気持ち悪いなぁ、お前は。」 「…時哉っ!」 校舎の入り口のところで 時哉が腕を組んで立っていた。 「黙って見てたら 1人でニヤニヤしやがってよ。」 「なっ!!声かけてよっ!! いつからいたの!!?」 「お前が靴箱に来たくらいから。 ま、その様子だと 上手くいったみたいだな、お前ら。」