「ふっふーん♩ふっふ〜〜ふーん♩
お母さん、おっはよーう♩」



「なにー?
隼輝くんとの夢でも見たのー?」



「ははっ、そんなんじゃないって〜」



お母さんには
付き合ったその日に言ってしまった。


私は嬉しいことがあると
誰かに言いたくなってしまう性格で
その相手は大抵お母さんなのである。


1番信頼してるし
学校の友達みたいに他の友達に広められて
噂になったりしないし。


お母さんは
早く家に連れてきてー!!
と大喜びしてくれた。