「やばいやばいやばい!」



「ん…?」


声のする方を見ると
真ん中あたりの扉を勢い良く開けて
靴箱まですごい速さで駆け寄り、
ローファーを脱ぐ女性がいた。



ここの生徒か…



その時、その女子生徒のカバンから
何かがキラキラと落ちた。