ウワサの5人の王子様☆





「…なんの涙だろーなぁ、あれは。」



「…時哉。」


時哉は何か言いたげな表情で俺に言った。



「や、だから、目にゴミが入ったって
言ってたじゃん。」



「は?お前まさか本当に
ゴミ入っただけだと思ってる?」



「え?ちげーの?」



「はぁ…まじかよ。」


時哉はやたらでかいため息をついた。



俺にはその意味が分からなかった。