その時、
玉入れを終えた菜々美が
俺らの方に戻ってきた。


ぶっちゃけ、この女の子たちよりも
菜々美といたい。

俺はあの日の答えを
まだ菜々美からもらってない。


でも、俺の気持ちは変わらない。


今でも俺にとって運命の姫だと思えるのは
菜々美だけだ。



「菜々美!」


俺は叫んだ。