「すごいじゃんっ!!
それって、みるくちゃんのこと
好きってことなんじゃないの!?」



「そ、そうなのかなぁ〜…」



「そうだよっ!
もちろん一緒に見るんでしょっ?」



「えっ…でも…なっちと約束してたし…」



「そんなのいいよ!
私のことは気にしないで!
適当にクラスの子とかサッカー部とかと
見るからさっ!」



「ほ、ほんと…?」



「うんっ!行っておいで!」



「あ、ありがとう…!なっちっ…」



そうしてみるくちゃんは
可愛い笑顔で私に手を振り
川瀬くんの元へと行ってしまった。