『峰城高校文化祭は
これをもって終了といたします。
ご来場の皆様、ありがとうございました。
在校生の皆さんは後夜祭を行いますので、
各クラスに戻り、後片付けを終え次第、
グラウンドに集まってください。』
そして、
峰高祭は終わってしまった。
文化祭の間、
学校中を歩き回ってるのに
一度も隼輝に会わなかった。
時哉や隆介たちには会ったのに
なぜか一緒に回ってないみたいで
隼輝だけには会えなかった。
もしかして女の子と回ってたりして…
「…あぁっ…もうっ!
関係ない関係ない…私には…」
そう、関係ない。
もう隼輝のことなんて
なんとも思ってない。
ただの知り合い。それだけ。
にしても、
あんなに校内うろうろしたのに
一度も会わないなんて…
「神様が会わなくていいって
言ってるのかな…」
私は黙々と片付けをした。
