《だから言っただろう?これは天罰だ、そしてお前は・・・禁断の果実を実らせる樹となるのだ》




「私が・・・・樹に??」





痛みの波は徐々にやって来た。





手の甲の次は足の付け根、その次は首。





と、どんどん私の体からは樹の根が突き出ていた。




「痛いよぉ・・・」




痛みで声が小さくなる。





そして、足に力が入らなくなり、座り込んでしまった。




痛い・・・



痛い・・・



痛い――――・・・




そして、私は痛みさえも感じなくなっていた・・・