~凛~(RIN)
「俺と付き合って下さい!」
・
・
・
たった今、俺の長い長い片思いが終わった。
叶わない恋だと分かっていたんだ
これでスッキリしたんだと
もう、終わったんだと
そう、自分に言い聞かせていたんだ
そしたら
「キャッ」
一人の女と、ぶつかっていた。
「すみません。大丈夫ですか?」
「あっ!すみません、こっちがよそみしてたのでっっ ? 泣いているんですか??」
「えっ?」
自分でも、ビックリした
彼女に言われるまで気づかなかった
「すみません。色々ありまして…失礼します」
「あのっっ!」
「!?」
「これ、どうぞ
悲しい時とか元気がない時に、こうやって
この、キャンディーに
う~~~っと、力をこめてから
食べると元気になりますよ!」
「ぷっ、ははははは」
「?」
「そうですか、分かりました。そうやって
食べますね クククッ」
「あっ!ばかにしてるでしょー!」
「いや、そういう人も、いるんだなと」
「俺と付き合って下さい!」
・
・
・
たった今、俺の長い長い片思いが終わった。
叶わない恋だと分かっていたんだ
これでスッキリしたんだと
もう、終わったんだと
そう、自分に言い聞かせていたんだ
そしたら
「キャッ」
一人の女と、ぶつかっていた。
「すみません。大丈夫ですか?」
「あっ!すみません、こっちがよそみしてたのでっっ ? 泣いているんですか??」
「えっ?」
自分でも、ビックリした
彼女に言われるまで気づかなかった
「すみません。色々ありまして…失礼します」
「あのっっ!」
「!?」
「これ、どうぞ
悲しい時とか元気がない時に、こうやって
この、キャンディーに
う~~~っと、力をこめてから
食べると元気になりますよ!」
「ぷっ、ははははは」
「?」
「そうですか、分かりました。そうやって
食べますね クククッ」
「あっ!ばかにしてるでしょー!」
「いや、そういう人も、いるんだなと」