先生の視界に入ってるだなんて全然思ってなかったから。 「たまらなく、愛しいんだ」 大切なものを見るような目で私を見る先生の瞳に吸い込まれる。 「私も、先生が愛しいよ」 先生の全部が愛しい。 後頭部に回された先生の手によってグイッと引っ張られる。 突然のキスに私は目を閉じることを忘れていた。 角度変えて繰り返されるキスに私は酸素を求める為に口をあけると、待っていたかのように先生の舌が割り込む。