「紗南、なんで普通って答えたんだ。あんなの、どう見てもぶすだろ。」 走りながら洸がきいてくる。 私もドアを開けて、出口を探しながら答える。 「口裂け女は、綺麗じゃないって答えると私たちのことを殺してくるの。 あと、綺麗って答えるとあの世に連れて行かれるんだって。だから、普通って答えなきゃいけないらしいの。」 「ふーん。詳しいな。どこで知ったんだ?そんなこと。」 「前に本で読んだの。」 「そうか。ま、ありがとな。紗南のおかげで助かった。」 「う、うん///。」