〜LOVE GAME〜

「くそ!なんでないんだ!?」



珍しく洸が慌てている。




でも、手を休めることはしてなくて。




どんどん部屋の中を覗いていく。





でも、部屋を開けるとどの階にもお化けがいるのか、部屋からでてきて私たちを追いかけてくる。



急いでそのお化けたちから逃げる。





そして、この階最後の部屋に辿り着き、中を覗く。




すると






「ウーラーメーシーや〜」




白い着物を着た女がそう言いながら追いかけてくる。




私はいきなりのことに


「きゃーー!!!!いやー!!!」




叫んでしまった。




「紗南。落ち着け。大丈夫だ。」





そう言って、私が洸の腕をつかんでいた手を洸の腕からはなして、その手を洸が強く握ってくれた。




たった、それだけのことなのに…



私は頑張れるんだ。


白い着物を着た女に驚いて歩けなくなってしまった私を、安心させてくれるんだ。




洸は本当にすごい。




私をこんなにも、頑張らせちゃうんだもん。





それから、また階段を上がり三階にいく。




あと残っているのは三階と屋上だけだ。