〜LOVE GAME〜

「ほら。さっさとボタン押せ。」




「わかった。」




洸の肩車のおかげで、私の身長では届かない天井に手が届いた。




ポチッ



「押せたよ!!」




「んじゃ、下ろすぞ。」




「あ、ありがと!重かったでしょ?骨折れてない?」


「重すぎだろ。骨全部折れたわ。」





「え!?ごめんね!!大丈夫!?」





「ふっ。はははっ!嘘に決まってんだろ。紗南は本当に馬鹿だな。ていうか、全然重くねぇよ。逆に軽すぎ。もっとちゃんと食えよ。」





もー!!!!なに恥ずかしいこと言ってくれんのよ!!しかも、その笑顔反則!!


心臓のドキドキがとまらないんですけど!




仮にだけどね!私洸の首のとこに座ってたんだからね!すっごく恥ずかしかったんだからね!!




なんで、こんなにもドキドキするんだろう。




やっぱり私、洸のこと好きなのかな。




いつもクールな洸が笑うとちょっと幼くみえて、とってもかわいくて。



言葉では意地悪なのに本当はすごく優しくて。



そんな洸のことがいつの間にか好きになってたんだ。







始めて人を好きになった。