「私と星夜先輩が!?」

「それ以外に、誰がいるんだよ」

やばい。すっごいうれしい。

視界がにじむ。

「おいおい、そんなに嫌か?」

ううん、違うの違う。

「違うくて、嬉しいの!バカ!
私も星夜先輩、す、すすすす好き!」


「優。これから敬語も先輩もなしな!」


優しく手を握る星夜。
それを握り返す私。


花火のしたで、私達は付き合いました。