「呼べよ、名前で。」 「ええ!いきなり、恥ずかしいよ///」 「彼氏なのに名前で呼べないの? 室戸のことは呼んでるのに?」 「う、それは…」 「名前で、呼んで…?」 そう言って私を見つめた神崎はいつもの顔とは違って甘えるような、子犬のような目をしていて、私の心臓が煩く音を立てた。 その顔ずるい!! あざとすぎる…っ///