「……」
無言のまま、医療器具を並べている台の上から、メスを手に取る。
息を殺し、足音を立てず、静かに診療所の中を歩く美奈。
忍び足で進み。
「……っ」
ユニットバスのドアを開く。
灯りもつけ、中を確認。
誰もいない。
浴室特有の湿気が、美奈の肌に纏わりつく。
が、人が隠れている形跡はない。
僅かに息を吐いた後、尚も忍び足で歩く。
今度はユニットバスと対角側、ロッカーに近づく。
普段白衣や、冬場にはコートなどの長物の服を入れておくスペースだ。
人が隠れるには十分。
メスを片手に握り締め、一気に扉を開ける。
「…っっっ…」
中は空っぽ。
白衣が掛けられているだけだった。
無言のまま、医療器具を並べている台の上から、メスを手に取る。
息を殺し、足音を立てず、静かに診療所の中を歩く美奈。
忍び足で進み。
「……っ」
ユニットバスのドアを開く。
灯りもつけ、中を確認。
誰もいない。
浴室特有の湿気が、美奈の肌に纏わりつく。
が、人が隠れている形跡はない。
僅かに息を吐いた後、尚も忍び足で歩く。
今度はユニットバスと対角側、ロッカーに近づく。
普段白衣や、冬場にはコートなどの長物の服を入れておくスペースだ。
人が隠れるには十分。
メスを片手に握り締め、一気に扉を開ける。
「…っっっ…」
中は空っぽ。
白衣が掛けられているだけだった。


