本当の“好き”が欲しい


夜、寝ようとするとカーテンの方から

手が出てきた

かわいい琴里の手

俺は琴里の手をにぎった

「裕太?」

かわいい声

夜だからか、いつもと違った声がした気がする

「ん?」

「裕太は…私のこと…好き…?」

好きに決まってんだろ

「おぅ」

そう言って琴里を俺の布団へ引き寄せた

いま、琴里がどんな顔してるか

理性が抑えきれなくなったかもしれない

いや

完全に理性が抑えきれなくて

琴里に…

キスした

琴里の唇は柔らかくて

気持ちよかった

「裕太…なんで?」