「なんでなんで〜?」




『背中撫でてとかいうし、キスしそうになるし、廊下ではめっちゃ喋っててうるさかったんだよ?』


「…ふぅ〜ん。楽しそうだね」




『ぜんぜんっ!!もう最悪だったよ』


「……そっか〜?」


…私はこの時、唯ちゃんの言動の変化に気づけなかったんだよね。