わたしの癒し




『…輝。ほかの人なんて見ないでね。』

ついついそんな言葉が出てしまった。
気づいた時にはもう遅い。

輝の綺麗なお顔がわたしと重なった。

「かわいいこと言うな。……襲いたくなるだろーが。」

「しかもなにそのカッコ。
Tシャツきてるから余計にスタイルわかるし…。……誘ってんの?」

真っ赤になるわたし。

「俺の目には可愛い可愛いお前しか映ってねぇの。」

「わかった?」

そんな甘い言葉を言われたら頷くしかないじゃない。