「ほら、気ぃ取り直していくぞ。」 『うんっ!』 「何食いたい?」 そりゃあやっぱり 『わたがしっ!』 「んじゃ、半分こしようか」 「おれ、買ってくるからその椅子で待ってろよ?」 『えー、私も行くー!』 「おれだって連れていきたいけどよく考えたら愛、下駄だしずっと立ってたらきついだろ?」 だから待ってな? そう優しく言い聞かせる。 そんな言動にいちいち きゅんとするわたしは輝に溺れきってる。