「ゆっくりしていきな」 お婆さんはにっこり笑うと、私にお茶を淹れてくれた。 「優しいおばあちゃんだね」 「まあな」 篤希はきっとおばあちゃん子だ。 それから、西瓜やメロンをたらふく食べ、私は家へ帰った。 帰り際に明日の約束を再確認してから。