屯所?………やっぱり、タイムスリップしちゃったんだ。

まぁ、着いて行ってもいっか。

どうせ殺されるんだよ。

だったら殺してくれれば良いのに。

藍『…い、いよ』

そう言うと、沖田総司とか言う人はすごく笑顔で

総『ありがとう!じゃぁ着いてきて!』

と言われたので着いて行った。



ーーー総司サイドーー

俺は不思議な女の子に会った。

土方さんのお金で甘味を食べに行ってた帰りに、林の隅に座っている女の子がいた。

不思議な着物。

それに、髪と目の色が黒じゃない。

異国の人かな?

俺はその子に話しかけて、屯所まで来てくれるように頼んだ。

始めはすっごくためらってたけど、着いて来てくれるようだ。

この子は無口だな。

それに何かに怯えているような目をしていた。

俺はあの子のことがもっと知りたい。

あの子の闇を取り除いてあげたい…と不思議と思った。

始めて会って、しかも、名前しか知らない子のことがもっと知りたいと思った。

俺はなんか変だ。


ーーー総司サイドENDーーー