まぁ、とりあえず学校目指そう。

ボーっとしながら歩いていた。

そのとき、

キキーーーーーー!

僕はこのとき、車にはねられた…と思っていたのに。






ーーーーーー

藍『ん…あれ?…ここは。』

僕は車にはねられた…はずだったのに。

せっかく死ねると思ったのに…

そのとき、

?『ねぇ君。誰?珍しい着物だね。それに、髪と目の色が変わってる。異国の人?』

知らない男に声をかけられた。

変わった服?これは普通に制服なのに。

それにココ、高いビルや車がない。

それに人々は着物だ。

なんなんだろう。

それに、髪と目の色が変わってる…か。

藍『…』

?『…』

藍『…』

しばらく沈黙が続いた。

?『…ねぇ、なんか言ったら?』

その沈黙に耐えきれなかったのか、男は
口を開いた。

藍『…誰?』

?『第一声が 誰? って。まぁいいか。
俺の名前は、新撰組の1番隊組長の沖田総司だよ。君の名前も教えてくれるかな?』

新撰組⁈ってことはタイムスリップと言うものなのかな?

とりあえず、名乗ってくれたから僕も名前言わなきゃかな。

藍『…み、水無月…藍…』

誰かの前で喋るのは得意じゃ無いんだけどな。

総『水無月藍ね!あのさ、その着物とか髪とか目の色とか変わってるね。いろいろ聞きたいから、屯所まできてくれるかな?』