今度の相手は、斎藤。

新撰組で1.2を争うほどの剣士。

そして初めの合図とともに、僕は木刀を構えた。

僕も斎藤も慎重に隙を狙っている。

その途端、斎藤が動いた。

…速い…!

それに一つ一つの攻撃が重い!

でも、勝てる!

僕は斎藤の隙を狙い、地面を蹴った。

斎藤の後ろに回り込み、先程と同じように、殺気とともに

藍『おしまい』

と言った。

なかなか手強い。

一『また、手合わせを頼む』

と言ってさっき座っていた場所へ戻った。

次は沖田だ。

総『俺はそんな簡単に負けないよっ!』

と言われた。

まぁ、初めから手強いとわかっている。