『ドンドンドンドン!』




再びドアが悲鳴をあげる。




ここまでか?



俺はもう、終止符をうたなければならないのか?




まだ、まだだ。



気が付けば俺は、ナイフを手に取り、窓硝子を突き破って浸すら走った。





まだ、まだだ。




もっと伝えなければ。