あれから、日にちが経ち
亜優の彼氏は今日、出発するみたい。

この街から離れた所に 転校するみたいで
それでも 別れを選ばなかった亜優達は

離れてても きっと大丈夫、

そう私に思わせてくれた。

「亜優、今日という1日を大切にしてきてね♩」

電話で 私がそう言うと
「うん!!海未、ありがとね!」

と、元気にそう応えた亜優。


亜優は、学校を休んで
彼氏との 1日を大切に過ごすことになった。



だから、 今日の学校は
亜優がいない。

ちょっと、退屈だな…って思いつつも

それなりに真面目に授業を受けていた。


「ここ、重要だからノートにメモとるように。」

そう言った、先生。
どこがどう重要なのか 教えてくれないまま、ただ 重要という言葉だけで 私達はノートにペンを走らせる。


あ〜だるいな…。


今日は 天気が良かった。
最高の青空だった、


「先生、ちょっとお腹痛いのでトイレいってきます…」


私は、とっさに手をあげて
嘘を言った。

「おう、大丈夫か?早く行ってこい」
まんまと 騙されてる先生…

先生、ごめんねw

そして、
私は ダッシュで ある場所へと向かった。





「あ〜気持ちいい♩」
青空を見上げ、わたしは横になっている


ここは、学校の屋上だ。

よく、亜優と授業をサボって
きている。

誰もいなくて、私達だけの
隠れ秘密基地的なかんぢかな?(笑)


そして、いつのまにか
深い眠りについたのだった。




時間が経ち…
キーンコーンカーンコーンと
チャイムが鳴った。

その音に目が覚め、
起き上がると もうあたりは夕方になっていた。 どれだけの時間、寝たのだろう…


そろそろ、帰ろう…
そう思ったときだった。


携帯の着信音が どこからかなった。
私…?!


いや、でも 携帯は教室に置いてきた、はず。


じゃあ、誰かいるの…?
そう思いながら、音をたどり
探してみると

屋上の物置場に隠れてる ところに
ある男の人と携帯があった。


男はすやすやと寝息をたてて
眠っていた。

「あの…」
そんな小さい声で起こしても
起きるはずなどなく、

「あ、あの!!!!!」

めちゃめちゃ大きい声で言ってやった。


「……ぅ、あ?」

男は、寝起きが悪いのか やっと
起こり顔で 返事をしてきた。


「携帯、鳴ってましたよ?」

「あ? それアラームだから」


あ、アラームか…

って!
どして、ここの場所を…?
亜優と二人きりの秘密基地だと思ってたのにい…って 残念な顔を1人でしてたら


「なに、ここ自分達の場所だと思ってた?俺、結構ここにいるよ、あんた達の会話も結構聞いってから」


…………ん?!
「ほんとですか?! あちゃー。」


「つか、お前 2年だろ?俺とタメなんだから敬語いらねえ」

え、うちは
この人 見たことないんだけどw


でも、私のことが分かるなら
どっかであってたのかな…

なんて思ってたら

「じゃあ、俺いくわ。またな。」




彼はそう言って この場から消えた。

これが、 私とあなたの
出逢いでした。