「じゃあ僕はもうこれで帰るね?」 神様がそういって、 戻ろうとしたときだった。 「あ、待って!」 自分でもわからない。 神様の服をつかんでいた。 もちろん神様はビックリしている。 「あ、あのお…次っていつ会えますか…?」 服をパッと離して、 返事を待った。 「そのうち会えるよ。じゃあ、ね?」 「す、すいません…で、でわ…」 そのあとすぐに 神様は 空へ舞っていった。