3月頭、雅樹君から電話があった 久しぶりの電話に、また、顔が緩んだ 「はいはーい♪」 「ぁ。ことみ? 俺だけどさ…」 …雅樹君の声は私の浮かれた声とは対象に 低くて暗い声をしていた …なに。なになに。どーしたの? 「…ぅん。ぇっと。テンション低いねっ なんかあったの?」 「来月、日本帰ることになった」 …あ。また、この感覚だ。 頭が真っ白になって、なにも考えられなくなるこの感じ。 前もあったな。 …雅樹君が、帰っちゃう? いなくなっちゃう? …ヤダ…ヤダよ…