「そんな部活あったんですね。」
「そう!いろんな動物がたくさんいるのー」
彼は少し考えるようなしぐさをして、柳原さんを見つめていた私を見た。
「じゃあ、柳原さんのお礼に少し部活みていく?」
「えっ!良いの!…あ……いや、別に…」
思わず本音がでてしまった。
「よーし!それじゃー出発ー」
「ちょっ」
彼は私の手をとり、かけだした。
手、でか…