莉絵から、なっちゃんから、深谷くんから… 私を心配したメールが、電話が、いくつもいくつもきたけど、私がそれに返事をすることも、でることもなかった。 それからの記憶はなく、ただずっと部屋にこもりきって泣いていた。 瑞樹のお葬式があったのかすらわからなくて。