彼女も彼を追って教室を飛び出す。 だが、廊下に出た時には彼の姿はなかった。すぐ傍にいたはずなのに、消えてしまったかのように、彼の姿と気配はなくなっていた。 この時彼は、異空間ワープ装置を遣い、誰にも気づかれずに、逃げるかのように即座に姿を消していた。 ワープした場所は研究施設。 施設についた彼の頬には一筋の涙がつたっていた。