『は?何言ってんのコイツ。今説明したじゃねーかよ。馬鹿なのか?』
みたいな顔で情輝様が僕のことを見た。ううっ。口で言われるのもキツイけど、顔で表現されるともっとキツイ…!
「……ハァ…。君は【優しさ】が有り余っていて、【勇気】が足りない。そして、ここはそんな人…まあ、私を含めて6人しか居ないが、の集まりだ。怒音であれば、【怒り】が多く、【優しさ】が少ない。悲露であれば、【悲しさ】が多く、【怒り】が足りない。恥敏は【恥ずかしさ】が多く、【悲しさ】が足りない。勇那は【勇気】が多く、【恥ずかしさ】が足りない。と、言った感じだ。」
情輝様はしぶしぶゆっくりと教えてくれた。そ、それでもちょっとわかりずらい。
「……つまりだな、ここでは6人全員で人1人の感情を完全にしているんだ。誰かが欠けたら始まらない。足りないものを補い合ってる形だな。」
僕が難しい顔をしているのが分かったのか、情輝様がもう少し簡単にしてくれたようだ。
「えっと、それで、僕のあの質問で…」


