オレの不安を察知したのか、怒音さんはコロリと誠実な笑顔で
「雲のように大きくてたくさんの誇りがある部屋ですよ?一般市民のかたにはピッタリでしょう?」
といった。だ、ダメだ。オレには
『蜘蛛のように大きくてたくさんの埃がある部屋ですよ?凡人にはピッタリでしょう?』にしか聞こえないっ!!
ニコニコ♪…オレは笑顔に殺される!
「わ、わかりました!ここに住みますぅ!」と、諦めていった。すると、
「そうですか?ありがとうございます。ではあちらに箒や塵取りなどがあるので、そこからお掃除をしたければどうぞ。」
と、いわれた。そ、それが目的だったんでしょ、もうっ!
「では、頑張ってください。」
と、満面の笑みを浮かべて帰っていった。
く、くそぉー!こうなったらとことん綺麗にしてやるっ!!


