足りないものを補える場所…。


ものすごーーーーーーーーく長い廊下を歩き終わって、一番奥の扉の前まで来た。その扉の向こうが僕の部屋かなー?と思ったら怒音さんは、僕の方をチラッと見てフッと鼻で馬鹿にしたように笑い、左の扉に向き直った。い、怒音さんが意地の悪い、もうそこに深淵の闇が広がっていそうな笑顔で僕のことをみたよっ?!こ、殺されるっ!!
も、もしかしたら、怒音さんは僕のことをよろしく思ってなくて、情輝様の命令で二人きりになったのをいいことにあの扉の向こうの部屋で殺されるのかもしれないっ!きっと、「暗殺者が乗り込んで来てしまって、不幸なことに優輝さんは殺されてしまったんです。」とか言われるんだよ!ま、まだ死にたくないよ!やだよ!

僕が頭の中でジタバタしていたとき、怒音さんはがチャリと鍵を開けた。
「どうぞ。」
と、はたから見れば輝かしい笑顔だけど、わかる人にはわかるあのどす黒い笑顔!!こーろーさーれーるー!!!!!