終わったか?みたいな我が物顔で情輝様がこちらをちらっと見たので、終わりましたよ。みたいにヤレヤレ顔で情輝様の顔を見る。どきっ!瞬間に目があって、胸が熱くなった。
僕がドキマギしているのに、全く気づかないのか、またパクリパクリと食べ始める情輝様。うーーーー、もぉ。
息を整えてから情輝様のことを眺める。
一心不乱にシュークリームを食べる姿は小動物の子栗鼠のようだ。
それを、なぜかふんわりと甘く、見守るような暖かい気持ちになって見ていた。
「………んぅ?なんだ?なにか珍しい物でも見つけたか…?」
情輝様がぷいと向こうを向いた。
「いえ、特に。ですが、情輝様の顔があまりにも可愛らしくて見とれてしまっただけです。」
暖かな笑顔でニコッと言うと、情輝様の頬が、カァッと紅い薔薇のように真っ赤になって、そっぽを向かれてしまった。
「ぶぁわーっか!!!!!!!ふんっ!」
え?え?なんか変なこと言ったか?


