「さぁ、ではグラスを皆掲げてくれ!」
僕は目の前にあったグラスを手に取った。
中には綺麗な透き通った紫色のシュワシュワしたものが中に入っていた。
……お茶会…だよ…な?なんだろ、これ?
炭酸水かな?まぁ、いっか。
「それでは、いいな?乾杯!!」
…カラーン!!綺麗な音が鳴った。
みんなが飲むので、僕も少し飲む。うわ〜
シュワシュワする。
僕がシュワシュワしているのに少し戸惑っていると、情輝様がコチラを向いた。
金色の輝く髪の毛がサラリと靡き、陶器のような繊細な顔にこぼれ落ちそうなほどの大きな虹色の瞳。たった些細な振り向くだけの動きなのに、ドキッとしてしまった。
「君と出逢えたことに…。よろしく」
情輝様は、また柔らかく笑った。
ドキドキッ!心臓が口から飛び出そうというのは、こういう事を言うんだ。
さっきは、ただの10歳ぐらいの女の子っていう印象しかなかったのに…
「では、お茶会を楽しんでくれ。」
情輝様はそう言って、僕をジッーと見た。
え?え?なんだろ?


