「大丈夫だ、少年。もし嫌なら辞めて、元の場所に戻ってもいい。決めるのは、少年…お前だから…少年、名は?」
女の子は、そういった。
「優輝…」
「では、新人。勇那に案内をさせてもらって、庭に行け。お茶会を開く。辞めても辞めなくても、一応歓迎会はやるからな。
怒音と恥敏と悲露は、お茶会の準備。勇那は、新人をお茶会の広場に案内しろ。」
「「「はい!」」」
「はぁ〜い!」
女の子は、自分が主のように言い放った。
ただの情輝様の子供だろ?しかも、10歳
いいのかな?そんな人の命令聞いてて…。

女の子は、さっとフリルが盛りだくさんのドレスを翻して、階段を登っていった。

「さぁ!御案内しますわ!お庭に!」
上機嫌な勇那さんに連れられて、僕は、
お茶会に招待されることになった。