「では、次…勇那。」
「はい!!」
カツン!と綺麗な靴音が響いた。
元気よく一歩前に出たのは、藤色の髪に紫色の瞳の少女だった。
「うち、勇那っていいます!17歳で、可愛いものが大好きですっ!よろしくねっ!」
そういって、敬礼っぽく頭に手をやった。
ーホッ
僕はやっとまともな人がいたと思い、安心して、息を息吐いた。恥敏さんと悲露さんには悪いけど…。
「こちらこそ宜しくお願いします。」
僕はペコリと頭を下げた。すると、
「きゃああああ♡♡可愛いいいい♡♡♡」
と、いきなり抱きつかれた。
「うわあああああああ!」
あまりにも急にだったので、(っていうか、女の子にいきなり抱きつかれたら、誰でも悲鳴ぐらいあげるだろ。)悲鳴をあげてしまった。
「はぁ、ここにはまともにご挨拶出来る人は居ないんですか?勇那さん、離してあげてください。」
「ふふ、はぁ〜い!」
勇那さんはそう言われるとパッと離れてくれた。はぁ〜助かった…。


