私は、あなたの中身に惹かれました…!

無理…してるんだうち…

彼方の言う通りなのかもしれない…

本当は…

本当はすごい悲しかった。

返信が来ないのはなんでだろって考えちゃって、昨日は全然寝られなかった…

私、優希先輩に悪いことしたかな…とか、でも、優希先輩忙しいんだよね…って自分に言い聞かせたりして…ずっと考えてた…

私が黙っていると彼方が口を開いた。

「…俺の前では、無理しなくていいぞ。」

「…うん…彼方…うぅ…ありがとう…ひっく、うぅ…」

私は、彼方の優しさに安心感を感じて、泣いて崩れ落ちた。

すると彼方は、私の近くに来て、背中をさすって慰めてくれた。