私は、あなたの中身に惹かれました…!

新学期ってなるとやっぱり何かと忙しくて、私は2年生の3学期の成績が受験の内申書の3分の1になるため勉強をして、優希先輩は高校の生活に慣れるために忙しくて、なかなか連絡が取れないまま、1ヶ月が過ぎていた。

「波瑠加〜帰るぞー!」

今はちょうど帰りの会が終わったところ。

今日は部活動停止の日のため、そのまま下校だった。

「あ、うん。」

「なぁなぁー、最近優希先輩とはどんなんだ?」

「えっ、……うーん…」

「なに、上手くいってないのか?」

「んー…どうだろ…。」

「喧嘩したわけじゃないんだ?」

「うん。…連絡…取れてない…」

「あ、そんなこと??」

「えっ、そ、そんなことって私には悩むことなのよ!!」