私は、あなたの中身に惹かれました…!

私達は追いかけっこをしながら学校に向かった。

走るとあっという間についた。

「…はぁはぁ、疲れた〜」

「お前が、追いかけるから…はぁはぁ。」

「だって彼方が逃げるからでしょー!!」

「はいはい、俺が悪いです俺が〜!」

彼方はそう言って、変顔を私に近づけてきた。

「・・・ぷっ、あははははっ!うける笑」

「…はぁっ?!?!お前、この俺を笑いやがった!ぜってぇ許さねぇ〜!笑」

「あーはいはい。ってか、早く教室行くよ?」